こんにちは、Uttoriです。
バルセロナの一人旅、これまでに旅の予約編、訪れるべきスポットについて記してきましたが、今回はそのほか、この旅の中で遭遇したこと、感じたことを書いていきます。
2012年当時のことではありますが、注意点など参考になることもあるかと思います☆
治安・街の雰囲気について
もともと、ガイドブックなどからスペインはスリが多いので要警戒という情報は得ていたので、次のことに気を付けて行動していました。
- 貴重品はポケットでなくバッグの中へ、バッグは中身が見えないようファスナーで閉じられるものを選び、つねに体の前の見えるところに。
(斜め掛けなどでバッグを後ろにしていると、スリにあけられても気づきにくい) - 地下鉄・電車などをホームで待つときは常に後ろのほうにいて、自分の背後に回られないようにする。
(ホームの前のほうにいると、急に後ろから押されたなど、怖い話も聞きました。) - カフェやレストランでは自分の荷物で場所取りをしない。
バルセロナ出身の友人によると、荷物を置いておくと誰かが持って行ってしまうこともよくある、とのこと。
(トイレに行くのはたいていお店を出る直前、すべての荷物を身につけた状態で行っていました。)
ただ、こういったことをおさえて行動すれば、日中においては特に危険や不穏な雰囲気を感じることもなく、むしろピースフルな空気感でした。
言語
スペイン語は英語と並ぶくらいの国際語とはいえ、バルセロナは超観光都市だから英語で何とかなるところが多いでしょう、とたかをくくっていたら、そんなことはありませんでした。。
観光の中心を走るランブラス通りからほど近いもののローカルな感じのカフェ食堂やベーカリーではまったく英語が通じず、ランチのために立ち寄った食堂では英語表記はなく、ランチセットのドリンクに”VINO”を注文してみたら赤ワインが1本、フルサイズでついてきて仰天しました。
(現在はほんの少しスペイン語を勉強したので、VINO=ワイン、AGUA=水くらいはわかるようになりました!)
しかし、最終日に泊まった4つ星ホテルのスタッフの方たちは、訛りの気にならないきれいな英語とあいさつ程度の日本語まで話してくれました。
コミュニケーションがスムーズにとれることにほっとしつつ、日本語を聞いて嬉しかった思い出です。
ですので、ローカルでディープなスポットにも行ってみたい場合は、挨拶プラス数字や食べものなど単語だけでもスペイン語対応できるように記憶するか、電子辞書を持っていくかすることをお勧めします。
心に残った一皿
前出のカフェ食堂では、ドリンク以外も何が出てくるかわからないミステリーランチ状態?だったのですが、前菜ででてきた生ハムメロンは忘れられません。
基本的にはメロンを切って、生ハムとともにお皿に盛りつけたシンプルな一品だったので、素材は見て理解しましたが、この組み合わせの味が想像できずおそるおそる口にしました。
きっとどちらもフレッシュで良い食材だったのでしょう、生ハムもメロンもジューシーで一方は塩気、もう一方は自然の甘味があり、結果素晴らしい組み合わせでした。
この旅行の後いまだにこの一皿の再現はできていませんが、次のメロンの季節には食材をそろえて再び味わってみようと計画しています。
カタルーニャ独立運動
街を歩いていて一番驚いたのは、デモ行進に遭遇したことです。
一瞬、「デモ行進=危険、近づくな」という考えが頭をよぎりましたが、旗を持って行進している人たちをよく見てみると、いたって静かに道を歩いており、表情も冷静。
まったく危険な活動ではなく、その行進によって、独立の重要性をそこで生活している人々やその地の統治組織に対して訴えかけているように見えました。
冒頭の画像のように、その様子をカメラに収める余裕もありました。
前出の友人によると、バルセロナはスペインの中で経済的に強い都市で、ほかの都市に比べ税金を多く収めているにもかかわらず、それが都市内のインフラの整備などへの還元に結び付いていないとのこと。
そうであれば独立したほうがバルセロナで生活する人たちは豊かに生きられる、と。
当時は独立運動があることは知っていましたが、その背景は知らず、今になって納得しました。
バルセロナ一人旅まとめ
4泊5日の旅の中、危険な目に合うことなく、平和な空気を感じながら街に多くある芸術を楽しみ、食事はおいしく、気候は12月でも温暖。
言葉が通じずあたふたしたり、帰りの飛行機に乗り遅れそうになって空港内を猛ダッシュしたのも終わってみれば旅・マジックのおかげで良き思い出です。
現在のコロナ禍において、残念ながらすぐに旅にでかけることはできませんが、ここに思い出を集めることで、Uttoriにとっての旅の準備・ステップ1は完了したように思います!
この記事は皆様の旅の準備にも貢献できたでしょうか?
そうなっていましたら嬉しい限りです☆
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