日本でイギリス紅茶を楽しむ

culture/文化

こんにちは、Uttoriです。

前回に続きイギリス紅茶のお話し、今回は日本での楽しみ方についてお伝えしていきます。

日本で手に入るイギリス紅茶

イギリス滞在時は紐のない円形ティーバックタイプの紅茶にとことん慣れ親しんでいましたが、日本へ帰国後は同じものが普段の生活圏になく、この習慣はふっつり途切れてしまいました。

その後はイギリス人の友人宅でしか飲む機会はありませんでしたが、半年ほど前に近所の成城石井で見覚えのあるパッケージを発見しました!

TY・Phoo TEA、たぶんテスコかセインズベリーあたりのイギリスのメジャーなスーパーマーケット見た記憶です。

こんな遠く離れたところでも慣れ親しんだ紅茶があることに嬉しい衝撃受けました。

成城石井ではほかにもイギリス紅茶をいくつか取り扱っており、次は別の種類を買ってみようかと考えています。(120pc消費する頃にはなりますが・・・)

イギリス紅茶がおいしい理由

イギリスの紅茶がおいしいのは水が違うと聞いたとがありましたが、それは水の硬度によるところが大きいとのこと。

硬度について、わかっているようでぼんやりとしかわかっていないことに気づき、早速調べてみました!


水はその硬度によって軟水~硬水に分類されます。

基準は色々あるようですが、日本の水道水は軟水です。

“私たちが普段飲んでいる水道水やミネラルウォーターは、一部の地域を除いて「軟水」と呼ばれるものです。

水の硬度は、原水である地下水や河川水などの場所によってやや異なります。

日本の水道水の平均的な硬度は50~60mg/lです。

軟水と硬水を分ける指標を「硬度」といいます。

硬度を分類するにはいろいろな基準がありますが、世界保健機構(WHO)の基準では、硬度120mg/l未満が軟水、120mg/l以上が硬水とされています。

軟水:~60 mg/l 未満

中軟水:60~120 mg/l 未満

中硬水:120~180 mg/l 未満

硬水:180mg/l~以上 

硬度の基準は水に含まれるミネラル(マグネシウム、カルシウム)の量”

出典 WATER STAND H.P.

なるほど、硬度については少し理解できたかと思います。

スーパーなどで売られているミネラルウォーターのパッケージ裏面をチェックすると、画像のように表示されていることが多いようです。

このミネラルウォーターは軟水ということになります。

Uttoriはイギリス含めヨーロッパは全土的に硬水と思い込んでいましたが、調べてみるとイギリスは軟水から超硬水まで地域によってけっこうな差がありました。

Thames Waterという浄水器を販売しているイギリスの会社のホームページによると、住んでいたウェールズのレクサム地域と研修やホリデーで遊びに行ったロンドンは硬水(201~300mg/l)とのこと。(リンクページをスクロールダウンしていくとイングランド・ウェールズの硬度マップが確認できます)

ロンドン研修時知り合った日本人の間でサブウェイやマクドナルド、COSTA(ロンドン発祥のチェーンコーヒーショップ)など気軽なお店の紅茶も「なんかおいしい!」という感想で一致したのはロンドンの水道水が硬水だから、と今になって納得です。

日本でも買える硬水のミネラルウォーター、エビアン、ヴィッテル、コントレックス、サンペレグリノあたりはおなじみの方、愛飲している方もいらっしゃるかもしれませんが、Uttoriは普段紅茶(コーヒーも)には水道水をそのまま使っているため、硬水を使った場合の味は体験したことがありません。

せっかくなのでロンドンの水道水と近い硬度(201-300mg/l)のミネラルウォーター(=エビアン)でもイギリス紅茶を淹れてみたいと思います♪


パン食のお供に。

地元のケーキ屋さんに寄った日に。

洋菓子をいただいたときに。

帰宅してほっとしたい時の癒しに。

マグカップになみなみと注いだイギリス紅茶はいかがでしょうか?

勿論ミルク入りで、お砂糖はお好みで☆

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