イギリスで年間1000杯以上飲んだ紅茶のこと

culture/文化

こんにちは、Uttoriです。

皆様は好きなお茶ってありますか?

緑茶に玄米茶、ほうじ茶、ウーロン茶、プーアールティー、ルイボスティー、マテ茶、ハーブティー、と日本ではたくさんの種類のお茶を気軽に楽しめる環境にありますが、イギリスで普段飲むお茶といえばハーブティーと紅茶、シンプルな選択肢です。

紅茶の本場といえばイギリス、今回はイギリスで普段飲まれている紅茶について綴っていきます。

イギリス紅茶との出会い

Uttoriは2012年の1月から1年間イギリスに住んでいて、その大半をボランティア活動をしていたウェールズの福祉施設で過ごしました。

ボランティアには施設内の住居と食事が提供されており、紅茶のティーバックも提供されているものの一つでした。

紅茶がきれそうになったときは、施設の厨房に食事をもらいにいくついでにキャニスターに補充してもらいました。

朝食時に一杯、午前のティータイムに一杯、お昼(現地ではdinnerと呼ばれている)に一杯、夕ご飯(現地ではteaと呼ばれている)のときにも一杯。

これに加え、知人・友人の家に遊びに行くとそこでも紅茶を出してくれ、泊まりともなると夜寝る前の一杯や朝、起き抜けの一杯なんてものもあったりします。

これを年間で計算すると

4~7杯/日×365日=1,460~2,555杯/年という数字に!!

タイトルには1000杯と書きましたが軽く1500杯は飲んでいたようです。

我ながら驚き!

イギリス紅茶の特徴

”イギリスの紅茶”というと、アフタヌーン・ティーでサーブされていただく優雅な雰囲気のものを想像されるかもしれませんが、ここではイギリスに住む人たちが普段飲んでいる紅茶についてお話していきます。

円形で紐がついていない

カップ1杯分のティーバッグタイプのものの場合、画像のように紐がついていないものが多くあります。

これは一説によると、イギリスでは紅茶にミルクやお砂糖を加えて飲むことが大半なため、ティースプーンが必須。

カップにお湯を注いだ後、カップのふちとスプーンでティーバックをはさんで取り出すのです。

お行儀が良いとは言えないかもしれませんが、とても実用的です。

ティーバックがカップにちょうど良くおさまる円形をしているのも、その実用性を考えてのことだったのかもしれません。

抽出時間が短い

初めてこのタイプの紅茶を飲んだ時に驚いたのが、ティーバックにお湯を注いだ時の色の出方です。

お湯を1杯分つぎ終わったときにはすでにカップの中は濃い紅茶色をしていて、薄めが好きな方の場合はもうティーバックを取り出すタイミングになります。

1分置くのは長すぎ、抽出しすぎの渋い味になってしまいます。

使うのはマグカップ

イングリッシュ・ティーというとカップ&ソーサーでいただくイメージもありますが、普段はマグカップを使う人が多いようです。

Uttoriも飲んだ1500?杯のうち1400杯くらいの割合でマグカップでした。

イギリス人にとって紅茶はなくてはならないものですが、マグカップは紅茶とセットでやはり欠かせないもので、一人ひとりがお気に入りのマイ・マグカップを持っていたりします。

実際、イギリスではスーパーマーケットからホームセンター、デパート、お土産屋さんまでそのラインナップの豊富さには目を見張るものがあります。

賛否両論のビスケット浸し

イギリスではお茶うけのビスケットを紅茶に浸していただくスタイルがあることは日本でも少し知られていますが、イギリス人の間でもビスケットを浸して食べるのが好きな人、浸さない人は分かれるところです。

Uttoriも一度イギリス人らしく?そのスタイルをまねてみましたが、紅茶を飲み終わるとどうしてもビスケットの残骸!がカップの底に残ってしまい、ちょっと残念な気持ちになったためそれ以来やっていません。。


イギリスで普段飲まれている紅茶についてのお話、いかがでしたか?

次回も日本での楽しみ方など、イギリス紅茶についてのお話しは続きます☆

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